第43回 鳥取市文化賞受賞者
http://houdou.city.tottori.lg.jp/9470.htm
菊弘瀬 恭子 氏 〔 音楽 〕
【受賞理由】
17歳より箏を故・菊枡弘子氏に師事、19歳より三絃を故・佐々川静枝氏に師事。昭和52年に(社)当道音楽会野川流三絃、生田流箏の職格者となり、昭和57年に箏教室を開き、子どもから大人まで伝統音楽を後世に伝える使命を担い指導にあたる。その後も箏、三絃、胡弓、現代曲の研鑽に努めながら小学校、中学校、高等学校で箏を指導した。平成15年には文化庁委嘱事業伝統文化こども教室の講師として活動する。
鳥取県東部を中心に演奏活動を行うが、大阪・東京、また中国・ロシア・韓国での海外公演も行い文化交流に努めている。平成14年の鳥取での国民文化祭には鳥取市文化ホールにてコンサートを行っている。今年7月にはとりぎん文化会館梨花ホールで結成25周年記念「箏・てまり会コンサート」を鳥取市民文化祭参加事業として開催したが、全国に通用する上質な演奏会であった。
佐々木氏は箏、三絃後継者の育成、指導にあたるとともに、箏・てまり会の主宰を始め邦楽関係の役職を務めながら精力的に演奏活動を続け、本市の邦楽文化の振興、発展に尽くした功績は大きい。
【主な経歴】
昭和52年 (社)当道音楽会 野川流三絃、生田流箏曲 少授導取得
称号 菊弘瀬恭子 授与
昭和57年 中授導 取得
昭和60年 自宅と用瀬で箏教室を始める
平成 1年 大授導 取得
平成 7年 少勾当 取得
平成13年 中勾当 取得
平成15年 大勾当 取得
平成13年~ 箏・三絃を菊伊祇京子氏に師事
平成18年~ 胡弓を菊津木昭氏に師事
平成19年~ 現代曲を石垣清美氏に師事
平成12年~ 鳥取大学附属小学校・中学校非常勤講師
平成15年~ 鳥取県特別非常勤講師として鳥取県東部の中学校で箏を教える。
現在 西中、東中、鹿野学園の講師。文化庁委嘱事業伝統文化こども教室講師。その後、H17より美保地区公民館子ども箏教室として移行。
平成16年~ 鳥取商業高校社会人講師
【主な活動】
箏・てまり会コンサート
新春演奏会
鹿野ふるさとミュージカル
中秋の名月ジョイントコンサートの夕べ
平成22年 ロシア ウラジオストク 「鳥取県文化デイズ」文化交流
平成26年 韓国 清州芸術祭参加(鳥取市文化団体協議会)
【現在】
箏・てまり会主宰 公益財団法人当道音楽会大勾当
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